なるほど体験科学教室
「遺伝子との遭遇」開催

    

 和歌山高専では、11月21日(土)に小学生から中学生までを対象にした公開講座「なるほど体験科学教室」を開催した。
 そのうちの1つ「遺伝子との遭遇」では、小学生(高学年)6名と中学生4名が、自分の口内にある細胞を材料にして、細胞中の遺伝子を染めて顕微鏡観察をした他、遺伝子を抽出する実験に挑戦した。
 参加者達は自分たちの遺伝子が糸状になって現れる様子を見ては歓声をあげていた。
 さらに、取り出した遺伝子をハート型の容器に納め、それをブローチに仕上げる作業にも挑戦し、無事に完成すると、嬉しげに作品を眺めたり首に下げたりしていた。
 参加者や同席していた保護者の方々には好評だったようで、このような公開講座には次回も是非参加したいとの声が聞かれた。

 なお、この講座は、JST地域ネットワークの支援を受けて開催された。

自分の細胞中の遺伝子を染めた後、
顕微鏡で観察する参加者達
遺伝子の抽出作業
遺伝子の抽出作業