指導者養成講習会
(H22年度おもしろ科学実験隊)
(1) | 実施機関: | 和歌山工業高等専門学校 、 日高地方科学研究会 | ||||||||
(2) | 出席者: | 林 純二郎(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授) 綱島 克彦(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授) |
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(3) | 日 時: | 2010年9月17日 14:00〜17:00 | ||||||||
(4) | 場 所: | 和歌山工業高等専門学校 物質工学科 多目的教室 | ||||||||
(5) | 参加者数: | 9名 | ||||||||
(6) | 活動概要: | 小中学校における理科教育へのトピックスの一つとして、近年注目されている新型太陽電池である「色素増感太陽電池」を作製しながら、その特徴などの紹介を行った。また、その関連として、クリーンな溶媒として近年注目されつつある「イオン液体」という新しい液体材料についても紹介した。 | ||||||||
(7) | 立会い者による所感: | 林 純二郎(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授) 綱島 克彦(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授) 参加者に実際に色素増感太陽電池を作製してもらうことによって、小中学校での理科教育への教材としての可能性を考えていただくよい機会になった。専用の色素を使わずとも日常的に入手できる花や食材の色素を用いて発電できることや、光照射や単セルの連結に工夫をすることでオルゴールを鳴らすことができることなどは、小中学校の教員にとっても興味深い様子であった。しかしながら、従来のシリコン型太陽電池に比べると発電量が少ないことや、透明電極の価格が高いことなどのように、教材としての普及にはクリヤーしなければならない課題も明らかとなった。 |
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