なるほど体験科学教室
遺伝子との遭遇



(1) 実施機関: 和歌山工業高等専門学校
(2) 出席者: 山川 文徳(和歌山工業高等専門学校物質工学科・教授)
石丸 裕士(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授)
補助学生3名
(3) 日 時: 2010年11月6日 10:00〜12:30
(4) 場 所: 和歌山工業高等専門学校
(5) 参加者数: 14名(同伴父兄6名含)
(6) 活動概要:  はじめに、用意した細胞の概略図を使い、細胞の構造と働きを説明した。次に、参加者各自で口内細胞を採取し、顕微鏡にて遺伝子の存在場所を観察した。その後、参加者各自の口内細胞から遺伝子を実際に抽出する作業を行い、最後に抽出遺伝子をハート型小瓶に封入し、ブローチに仕上げて完成させた。
(7) 立会い者による所感: 山川 文徳(和歌山工業高等専門学校物質工学科・教授)
石丸 裕士(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授)
 基礎知識に差のある小学6年生(5名)と中学3年生(3名)を対象にしての実施となったため、小学生を意識(中学生には退屈とならないように注意)しながら説明を行った。小学生女子の中には細胞量が予想を大幅に下まわったために、ブローチに納める遺伝子量も少なく苦労する場面もあったが、参加者全員、自分の遺伝子を納めたブローチを完成させ喜んでいたようであり、また、科学に対する関心・興味を持ってもらえたようであった。
遺伝子の抽出作業を行う参加者