指導者養成講習会(H22年度おもしろ科学実験隊)
(1) | 実施機関: | 和歌山工業高等専門学校,日高地方科学研究会 | ||||
(2) | 出席者: | 林 純二郎(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授) 山吹 巧一(和歌山工業高等専門学校電気情報工学科・准教授) |
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(3) | 日 時: | 2010年11月26日 14:00〜17:00 | ||||
(4) | 場 所: | 和歌山工業高等専門学校 物質工学科多目的教室 電気情報工学科 高電圧系学生実験室 |
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(5) | 参加者数: | 7名 | ||||
(6) | 活動概要: | 雷の発生のメカニズムなどをパワーポイントを使用して説明し、1000kV程度の直流電圧をかけて放電距離と電圧の関係を調べる実験を参加者に実際に行ってもらった。また、交流電圧を印加してガラス家アクリル板の破壊実験を行った。また、放電状態を高速度カメラにより観測した。実験の後、参加者とともに当日の実験に関すること、中学校の理科教育に関することなどの話し合いを行った。 | ||||
(7) | 立会い者による所感: | 林 純二郎(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授) 山吹 巧一(和歌山工業高等専門学校電気情報工学科・准教授) 参加者が実際に衝撃電圧発生装置と試験用変圧器を操作して、高電圧・放電現象を体験してもらった。参加者全員がこのような装置に触れるのは初めてだったようだが、全員が交代で装置の操作や測定など大変興味深げに行っていたのが印象的であった。実際の中学校での授業とは直結している実験内容ではなかったので、どの程度興を持ってくれるか当初は心配していたが、大型装置で迫力ある実験に参加者は十分楽しんでいたようである。 実験後の話し合いでは、このような研修は教師のモチベーションを上げるのに有効であり、継続して行ってゆきたいとの感想であった。中学校の教員にこちらの提供したテーマをこのように楽しんでもらえ、またそれを通して交流ができることは、高専としても大変有意義なことであると考える。 |
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