和高専・次世代テクノサロン
(1) | 実施機関: | 次世代エネルギー研究所、和歌山工業高等専門学校、和歌山高専産官学技術交流会、 南紀熊野産官学技術交流会 |
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(2) | 日 時: | 2011年1月19日 18:00〜19:00 | ||
(3) | 場 所: | 花ご坊(御坊市) | ||
(4) | 参加者数: | 25名 | ||
(5) | 活動概要: | 平成19年度より、地域の経済・産業界との連携を強化し、交流を活発化させることで地域産業の振興に繋がることを祈念し、各方面の研究機関の方々、企業の第一線で活躍する高専の卒業生さらに教員を講師に迎え、最新の産業技術や研究成果などを学び、情報交換を行なう“和高専・次世代テクノサロン”を開催しました。 和歌山県工業技術センターの食品産業部部長 池本重明氏を講師に招き、「<ゆめ酵母>を用いたわかやまブランド清酒の開発と製パンへの応用」と題し、平成23年1月19日に第29回目となる和高専・次世代テクノサロンを開催した。 |
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(6) | 立会い者による所感: | 田縁正幸(NPO法人 次世代エネルギー研究所・理事長) 杉本講師は和歌山県工業技術センターの最新組織ついて説明を行い、食品産業部の研究・開発の担当技術領域と支援対象業界を述べられた。微生物について基本的な知識と身の回りに有る食品との関わりを発酵と腐敗を例示されて解説された。わかやまブランド清酒の開発に繋がる<ゆめ酵母>を熊野古道の土壌から分離し、発酵試験・仕込み試験・分離株の同定など三年間に渡る研究と開発を説明いただいた。和歌山県下で「熊野古道酒」の誕生と「古道酵母」の製パンへ活用が発展するなど、わかやまブランドへの成長と充実に期待できる、興味を深められた素晴らしい講演であった。 |
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