「元気・商店街」
〜みんなに元気を〜(電気DEアート)


(1) 実施機関: 新宮市
和歌山工業高等専門学校
(2) 出席者: 土井正光(和歌山工業高等専門学校物質工学科・教授)
河地貴利(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授)
補助学生 3名
(3) 日 時: 2011年5月15日 12:30〜14:00
(4) 場 所: 新宮市(旧)幸福銀行(和歌山県新宮市徐福1丁目)
(5) 参加者数: 15名
(6) 活動概要:  化学反応による色の変化を実演・解説したのち、電気ペンを製作してもらった。ステンレス板に置いたろ紙にカレー粉またはナスのアルコール抽出液に食塩水を混ぜたものをしみ込ませ、乾電池の+極をステンレス板に、−極を鉄釘などの導体に接続して、ろ紙に触れさせて電気分解によって着色させた。クッキー用の金属型抜きなども導体として利用して絵を描いてもらった。ラミネーターを使ってシールし、しおりとして持ち帰ってもらった。
(7) 立会い者による所感: 土井正光(和歌山工業高等専門学校物質工学科・教授)
河地貴利(和歌山工業高等専門学校物質工学科・准教授)
 化学反応による色の変化の実演は興味深く見てもらえ、感嘆の声もいただいた。電気ペンの製作は非常に簡単なもので小学生低学年の参加者も無理なく行えた。電気ペンと色素液による文字や絵の作成では各自のセンスが発揮され、付添いの父兄も参加して楽しんでいただけたようである。電気ペンによる色変化を化学反応と結び付ける説明は参加者の年齢から省略せざるを得ず、今後の課題となった。
会場前の立看板 電気ペンを製作している様子
電気ペンで絵を描いている様子