「 風上にすすむ車 」


(1) 実施機関: なごみ会(土生ボランティア会)青少年育成部
和歌山工業高等専門学校
(2) 出席者: 瀬戸幸作((なごみ会(土生ボランティア会)青少年育成部・部長) 他スタッフ2名
坂田光雄(和歌山工業高等専門学校知能機械工学科・教授)
弓倉和真(和歌山工業高等専門学校機械工学科・5年)
(3) 日 時: 2011年8月22日(月) 9:00〜11:00
(4) 場 所: 土生会館(日高川町
(5) 参加者数: 20名(小学1年〜6年)
(6) 活動概要:  小学生に「風の力だけで風上に進む車」の製作を通して、ものづくりの楽しさや科学への興味を持たせる。飛行機の歴史と風力発電を紹介する中で、翼に働く揚力について概説した後、工作キットを全員が製作し、走行試験まで実施。
(7) 立会い者による所感: 坂田光雄(和歌山工業高等専門学校知能機械工学科・教授) 
 風上に進む車の製作を体験する前に、予備知識として飛行機の歴史やその主翼に働く揚力及び風力発電の回転翼の基本についてパワーポイントを用いて解説した。予想通り1,2年生低学年の子には難しすぎたが、3年生以上はだいたい分かってくれたと思う。
  これまで自作部品による講座を実施してきたが、今回初めて市販工作キットを用いた。プーリーに軸を通す時に力が必要で無理な生徒が何人か居た。また、ものさしを使って両面テープの部品を切り出すことは低学年には難しそうで補助が必要であった。会場は定員20名が限度と思われる。扇風機でのテスト走行は別の場所で実施出来ればやりやすいのではと感じた。

PPで講座概要の解説 ものさし等の使い方をスタッフから
支援を受けながらの製作中の様子
出来た車を扇風機の風にあてての走行確認 完成した車を持っての集合写真