物語られた世界-科学技術と人間2011-
(1) | 実施機関: | 和歌山工業高等専門学校 | ||||
(2) | 出席者: | 森川 寿(和歌山工業高等専門学校・一般科目・教授) 平山規義(和歌山工業高等専門学校・一般科目・准教授) 森岡 隆(和歌山工業高等専門学校・一般科目・准教授) |
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(3) | 日 時: | 2011年9月25日 13:30〜16:30 | ||||
(4) | 場 所: | きのくに志学館 和歌山県立図書館文化情報センター(和歌山市) | ||||
(5) | 参加者数: | 9名 | ||||
(6) | 活動概要: | 一般の方に、日本や諸外国の物語や歴史を講演者独自の読み方や解釈を交えながら紹介し、物語の面白さと共に、科学に興味を持ってもらうことを目的とし、@「天文学者カミーユ・フラマリヨンと奇想小説『此世は如何にして終わるか』、A「フォークナーの『熊』ほかを通して考える大自然 ―森林伐採と狩猟と歴史―」と題する2つのテーマの講演を開催した。 | ||||
(7) | 立会い者による所感: | 森川寿(和歌山工業高等専門学校・一般科目・教授) @の講演では、地球の滅亡を描いた最初のSF小説の一つを紹介しつつ、単なるファンタジーとしてではなく人類の行く末を真剣に考える必要性が説かれた。 Aの講演では、約120年前のアメリカ南部の大森林を舞台に繰り広げられる、伝説の熊をハンターたちが追い続ける物語を通して、大自然と現代人の関係について深い印象を与えた。 聴講者は、どちらの講演にも興味深く耳を傾け、「面白かった」「参考になった」などの感想とともに、満足のいく時間をすごしていた。 |
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