なるほど体験科学教室 「くだもの電池でLEDを光らせよう」


(1) 実施機関: 和歌山工業高等専門学校
和歌山県
(2) 出席者: 佐久間敏幸(和歌山工業高等専門学校 電気情報工学科 教授) 
竹中 惇人(和歌山工業高等専門学校 電気情報工学科 5年) 
中井 脩介(和歌山工業高等専門学校 電気情報工学科 5年) 
(3) 日 時: 2011年11月5日 10:00〜12:30
(4) 場 所: 和歌山工業高等専門学校
(5) 参加者数: 9名
(6) 活動概要:  ミカン汁を使って電池を作製した。果汁の量で電子オルゴールの鳴り方が変化することや、赤色LED(発光ダイオード)を光らせるにはくだもの電池単独では無理で、乾電池と直列に接続しなければ光らないことなどを体験してもらった。また、電池のしくみの説明や、LEDにかける電圧をかえたりして光らせる実験を行った。
(7) 立会い者による所感: 佐久間敏幸(和歌山工業高等専門学校電気情報工学科・教授) 
 くだもの汁による電池を作製して電子オルゴールを鳴らすことに第一の実験目標とした。教材キットを使用しているため、問題なく体験することができた。LEDを光らせるには電圧と電流を適切に設定しなければならないが、今回は電圧を2V以上とすることで赤色LEDを光らせた。電流を設定するための計算等は省き、白熱電球と異なり、ある電圧以上を加えないと光らないことを体験してもらったが、豆電球を光らせる実演を行った方がよかったと思われるので改善する予定である。
講師の説明を熱心に聞く参加者 ミカン汁を使った電池で実験を行っている様子