和高専・次世代テクノサロン
(1) | 実施機関: | 次世代エネルギー研究所 和歌山工業高等専門学校 和歌山高専産官学技術交流会 和歌山県 御坊市 南紀熊野産官学技術交流会 |
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(2) | 日 時: | 2011年11月9日 18:00〜19:00 | ||||||||
(3) | 場 所: | 花ご坊(御坊市) | ||||||||
(4) | 参加者数: | 20名 | ||||||||
(5) | 活動概要: | 今回、和歌山高専、環境都市工学科の三岩敬孝先生を講師に招き、「台風12号による和歌山県内の被害調査報告」と題し、第32回目となる和高専・次世代テクノサロンを開催しました。 | ||||||||
(6) | 立会い者による所感: | 高木浩一(NPO法人次世代エネルギー研究所・監事) 吉野眞一(和歌山工業高等専門学校総務課・総務・企画係長) 講演は、台風12号によって和歌山県で発生した和歌山県内の被害のうち、マスコミで報道される事がなかったものの調査結果を中心に報告されました。特に橋梁関係の災害状況のデータを示しながら、河川における橋梁の建設位置や護岸対策の問題点について言及されました。そのため、現在の道路や橋梁などの施設が最近の自然災害による被害が想定されておらず、耐えきれないものが数多いことがよくわかり驚きました。 また講師から今後の橋梁建設の在り方について地方自治体に提言を行いたいという抱負が述べられました。 受講者から、今回の椿山ダム(日高川に建設)の放流状況や表層山崩れに対する質問が出て、地元地域の人々の関心の高さがうかがわれました。 今後、県内のあらゆる基準の見直しが必要と考えられますが、そのためにもこのような地道な調査を続け、自治体への自然災害対策への提言を早急に行うことが和歌山高専のような高等専門学校の責務であると思われます。 |
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