ものづくり教室−オルゴールをつくろう−


 6月10日(日)、和歌山市フォルテワジマのフュージョンミュージアムが主催するものづくり教室「オルゴールをつくろう」が開催された。
 同ミュージアムを運営する株式会社島精機製作所は、科学技術分野に興味を持てもらう活動を行っている「きのくにネット」(事務局:和歌山高専)の参加機関であり、同社がものづくり教室を企画するに際し、和歌山高専に協力依頼があり、電気情報工学科 山口利幸教授、技術支援室 濱口龍弘技術専門職員、中嶋崇喜技術職員が講師となって、ものづくり教室−オルゴールをつくろう−を開催した。参加者は県内から集まった小学生から一般までの31名と小学生の保護者。
 まず、山口利幸教授から、オルゴールが鳴るきっかけとなる光センサーについて説明があり、その後、参加者によるオルゴール作りが行われた。電子部品を基板に取り付けるハンダ付け作業は初めての子供も多く、苦労しながらも、保護者と協力しながら作業を進めていった。組立てが完了して、暗闇から出したオルゴールに光が当たり音楽が流れると歓声が上がった。参加者全員が無事オルゴールを完成させ、楽しいものづくり教室となった。

説明する講師 光センサーのデモを見つめる参加者
楽しく組立てる参加者